製造日：不明。 TCM社製（FHG20N） 車両重量：3,680kg ガソリンエンジン・AT仕様
今回は一般車ではなく、特殊車両となるフォークリフトの廃車。
ビーファインでもこういった車両の廃車は珍しいケースとなります。
法人会社様からのご相談でした。
このフォークリフトは、もう数十年も前に購入したものらしく年式も不明という事でした。
リフト部分が故障して使用しなくなり、ずっと敷地内のスペースに置きっぱなしにしていたそうです。
近々事務所を移転する事になり、それまでに邪魔だから撤去したいというご希望でした。
お問合わせ後、すぐにスタッフが福岡市西区の事務所へ状況確認。
もちろん、数年放置していた事もありエンジン始動不可。
敷地内は広く、スペースの余裕はありましたので、すぐに専用車で引取りに伺う段取りを組み廃車引取り依頼を引き受けました。
フォークリフトの廃車の場合、自走可能であれば特に問題はないのですが、不動車となると注意が必要となります。
というのも、車両重量が一般車と違いかなり重いものが多くあります。こちらのフォークリフトは3.6tありました。不動車の場合、作業としてはクレーン車で吊り上げての対応が殆ど。その際、ある程度の吊上げ許容荷重があるものでないと、クレーンとして機能を果たせなくなってしまいます。
最悪の場合、大事故を引き起こしかねません。
その為、現地での状況確認と廃車引取りの際のドライバーとの情報確認が大切になってきます。
作業を行うクレーン車は写真の様なものを手配。福岡市西区の割と広い通りに事務所が構えてあったので、問題なく進入することが出来ました。
クレーンに負荷が掛かりにくいようにするため、真横に付けての積込み作業。
3.6tの重量があるので、一般的な普通車を積込みするようなクレーン車では対応不可となります。
その為、なかなかこうしたヘビー重量の廃車引取りを現地で行う業者は福岡にもあまりありません。
フォークリフトもナンバーが付いた状態の場合もあり、その際はナンバー返納等の手続きが必要となります。
作業は慎重に行いました。一気にクレーンを動かすとバランスが崩れトラブルを引き起こす事になるからです。今回の廃車の積込みには、通常なら10分ほどで終わりますが20分程かけて完了。
このフォークリフトは、このまま解体処理場にてスクラップにされていきます。
最終的には鉄資源として取扱われ、新たなスチール素材として再利用されていきます。
今回は廃車として処分になりましたが、フォークリフトも海外では日本製が重宝されており、貿易対象となっています。
フォークリフトにおいても人気のメーカーはトヨタ製。エンジンが稼働し、リフトとしての機能を果たしていれば廃車ではなく、中古品として買取りが可能です。
もちろん、ビーファインでも買取りの対応をしております。
貿易会社と直に提携して取引しているので、しっかり評価して高価買取りを行っています。
フォークリフトの中古買取においても特にポイントとなるのは、
ディーゼルエンジン搭載でMT仕様であることです。
この内容に当てはまっていれば、特に高価買取りが濃厚となってきます。
福岡県内で一般車だけでなく、工場や建築関係で使わなくなったフォークリフトがありましたら『廃車・買取Be Fine』へご相談下さい。