今回引取ったオデッセイは初年度 H16年 アブソルート。走行距離は14万km超え。
販売から10年以上経過したお車ですが、まだまだ街中でよく見かけます。
引取り車両はエンジントラブルがあり自走困難だったのですが、自社で修理して状態回復する動きとなりました。
これはグレードが『 アブソルート 』だからというのがあります。
引取ったオデッセイは型式が「RB1」という2400cc排気量のものとなり、2003年〜2008年まで販売されていたモデルです。
同モデルのものでいくつもグレード設定はありますが、その他のものであれば殆どが車両価値が付かず廃車(地金)扱いとなる傾向にあります。
現在は5代目のものが販売されており、この3代目のものは需要が低くなっているからです。
アブソルートに関しては、その他のグレードと比較して装備と走りの違いから全く別物として人気があります。
さて、本題であるエンジントラブルですが、弊社へ搬送後まずは異常の原因を探る事に。
プラグを外し、コンプレッションゲージで各気筒のコンプレッション測定!!
・・・全ての気筒、問題なし。
その後、様々な原因を探るうち点火時期がずれている傾向にあると確信しました。
故障診断機で診ていくと、可変バルブ関係の異常を知らせるコード。
しかし、その後調べても可変バルブ機構に異常はなし。
このエンジンはタイミングチェーンなので、ヘッドカバーをはぐりチェーンを確認すると・・何か張りが弱い。
エンジン異常を発生させていた原因はこいつでした。
タイミングチェーンを張るテンショナ−です。
これが正常な働きをしていなかった為にチェーンが緩んでしまい、点火時期をずらせてしまっていました。
交換後は正常になり見事復活!!
今回引取ったオデッセイは、お問合わせいただいた時にスタッフが訪問してお車の状況を現地で確認。
こういう状態ですと多くの廃車業者は、「廃車にしかならない」という事で、そのままスクラップにしてしてしまうケースが多いと思われます。
ですが、ビーファインでは整備士資格を持ったスタッフが訪問し、トラブル状況を確認したうえで査定をいたしております。
トラブルのあるお車(事故車・故障車)でも、その段階である程度の見込み等を把握したうえでお話させていただいておりますので、地金価値以上の値として引取る事が可能。
特に弊社はミニバンの強化買取りに取り組んでおります。
福岡の市内に限らず、県境のエリアでも迅速に対応し、査定訪問から廃車引取りまでスムーズに対応いたします。
今回の様な年数の経ったお車でも、需要価値の高いお車でしたら高価買取りも見込めます。
日曜・祝日のお問合わせも対応いたしております。お気軽にお問合わせください。
http://www.kuruma-befine.com/assessment.php