今回引取ったマーチは平成19年式 グレードは12E。
純正ナビも付いており、走行距離は下写真のように50,000km代。
年式、走行距離、装備ともに査定評価としては良いポイントとなっていたのですが、残念な結果をお客様にお伝えしなくてはなりませんでした。
こちらのマーチはフロント、サイドが事故歴があり修復されたものでした。
ご覧の通りフロントバンパーが外れ、右フェンダー交換、右ドアヒンジ部分が溶接で修復。またピラー部分も歪んでおり、ドアのしまり具合が微妙に違和感有る状態。
こちらは中古で購入されていたそうですが、購入時そのような説明がなく、査定結果をお伝えした時に驚かれていました。
修復歴有りとなると査定評価は一気に下がってしまい、車種によっては廃車(地金)相場と変わらなくなってしまいます。
今回のマーチもそうしたことから査定結果は非常に厳しいものでした。しかし引取り後、自社で再度メンテナンスをし、気になる個所の修正をすることで状態回復を見込めるので、市場価値よりも高評価で買取りました。
K12マーチはK13マーチが現行で販売されており、前モデルとなる為今後市場価値は益々下落していくように思います。
福岡でも様々な店舗でマーチの中古車が並んでいますが、やはりK12の相場は低くなってきています。
K12の場合、排気量1200cc、1400cc、1500ccのモデルがラインナップされていますが、やはり1500ccの高排気量のものが高出力の為人気があるようです。
1400ccは4WDとなり、あまり需要もないことから評価は微妙となりがちです。
車両価値としては1500cc>1200cc>1400ccと観ておいた方がいいのではないでしょうか。
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