平成19年式 L350S タントカスタム:VSターボ。車検28年5月
L350Sは初代タントとなるモデル。2003年(H15年)〜2007年(H19年)まで生産。
その後、2代目L375S、3代目(現行型)LA600Sとモデルチェンジしています。
2代目以降のタントは後部ドアがスライドドアの構成になっていますが、初代モデルは一般的な開閉式。
L350Sの中古車としての評価は、現状では下降気味になっています。
タントのデビューしたばかりのモデル(10年以上経つもの)や、走行距離10万km超えとなると「カスタム」以外のグレードは評価が付かないこともあります。そうなると、廃車(地金)としての引取りになるケースが多くなります。
今回引取ったタントは人気のある「カスタム」でVSターボという高グレードのもの。
年式もL350Sの後期モデルで、距離、装備とも充実した内容であった為、高査定での買取りに結びつきました。
社外オーディオに純正アルミ、ハーフレザーシートにディスチャージヘッドライト。
内装・外装は非常に綺麗な状態で修復歴なし。
ただし、故障現状での引取りとなりました・・・。故障の原因はタービン不良。
タービン内部のオイルシールがへたってしまい、そこからオイルが漏れ、エアの吸入とともに燃焼室へ。その結果、オイルの異常燃焼で白煙が出るというもの。
タービンは新品で買うとかなり高額なもの。弊社で引取り後、中古のタービンを手配しての修理。故障車の買取りの場合、こうした修理に伴うコストをふまえた上での評価となります。
(但し自社によるメンテ、低コストでのパーツの準備で補う事ができるので、お客様にはリスクを抑えての商談が可能)
今回の引取りもそうしたことから、故障現状のままでも高査定に結びつきました。
引取り当日は、通常運転するには問題がなかったので、福岡市西区から自走して引取り完了。
お車の引取だけでなく、その後の陸運局での手続きも代行して終了となりました。
福岡でタントカスタムを手放すご予定の方は、お気軽にBe Fineへご相談ください。またカスタム以外のものでも、状況・状態によっては弊社では廃車(鉄資源)の価値以上で引取る事も可能です。
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